ファミリーセールの魔法(悪い意味)
先日思い立ってファミリーセールに行ってきました。
「パーフェクトセレクション」というセールです。
何百円単位でちまちま切り詰めたのが、水の泡と化す魔法の館です。(悪い意味)
向かう時に東京駅で山手線に乗り換えて行ったんですよね。
私のすぐ前を歩いていたお姉さんが、完全に外回りの営業さんみたいなスーツの方で、
「ああ…このお姉さんは外回りをこんなに頑張っている戦士なのに、私はファミリーセールに向かおうとしてる…消費ばかりのイケナイ女!バカ!バカ!」
と、思って歩いていたのですが、
最終的に乗り換えて五反田で降りて、TOC行きのバスに乗ったらお姉さんも乗ってました。
途中でお姉さんもあまりに同じルートと気づいたようで、つけてるのか?みたいな目線を何度かいただいたので、変な人にならないように、ちゃんと別の車両にさっさと乗ったのに、最後のバスが同じなんて、完全つけてるみたい。
お姉さんが怖い思いをしていないことを祈ります。
さて、バスに揺られTOCに到着。
直通の巨大エレベーターで7階へ。
詰め込まれたり、並ばされたりすると購買意欲が増すと思うんですけど、何かの心理効果でしょうか。
エレベーターから出た時の皆は「私が一番いいものを買う」という顔をしていたと思います。
いや、バスに乗った時からかな…。
到着したら、入り口で受付し、地図をもらって入場。
速攻向かったのは、アルページュストーリー系列のブランドのコーナーです。
もう、たくさんの可愛い女の子達がワゴンを囲み、すごいクールな顔つきで大量のニットを選別していました。
一枚0.5秒くらい、まさに選別。
私もその選別場に加わりました。
か、可愛い。
最近某タキザワさんが某ベリーでマイストラーダ着てたのを見て、素敵…と思っていたのです。
選別女子に気圧されながらも、冷静に早速ニットワンピースとスカート2着を手に取りました。
え…これ、去年ものなの?詳しくないからよくわからないけど、今年のって言われても分からないくらい可愛いよ?
しかも、見た感じ全部70%オフなんですけど…。
元値は1着16,000-19,000円。
相当お買い得です。
ブース内をよく見たら、両腕が引きちぎれそうにハンガー持ってる子がたくさんいます。
気持ちわかるわ、と思いました…
が、購入までには試練が待ち受けていました。
試着は3点まで。
きっちり持ち込み点数をチェックされます。
あと、そもそも試着50人待ち。
他のブースに行くときは商品を置いていかないといけないので、私50分弱、試着を待ちました。
名前を伝えて順番が来ると呼んでくれるスタイル。
だんだん無になり、だんだん石みたいになってきた頃、名前を呼ばれて試着しました。
試着してよかったです。
サイズは大丈夫だったのですが、スカートの花柄と濃い顔が鏡の中で喧嘩してしまい、これはやめよう…とお戻ししました。
試着した後は、お会計の列に並びます!
こっちは20分くらいだったかな?
そしてなんとか会計して、ようやく服をゲットしました。
↓参考画像 他にも何着か
正規のお店だと試着に50分も並ばないよね…。
安く買うにはそれなりの試練があるってことね…。
と、色々思いながら、
でも、お店で買うのとほぼ同じ(ように見える)可愛いデザインの服を買うのは、とても満足するものだなぁとしみじみ思ったのでした。
ここまでして買った服、大事に着ようという気がわいてきました(笑)
また書こうと思いますが、最近時代に逆行して「プチプラからの脱却」が個人的なテーマです。
大事にしよう、と思える服を買うのはとても久しぶりだったかもしれません。
お金は多少飛んで行きましたが、本当に自分が気に入ったデザイン、ブランドの服を大事に着ようと思います。